多言語翻訳を得意としているイデア・インスティテュートの社員には海外経験者も多いのですが、
そんな私もイギリスに留学しました。
そこで今回は、「初耳!イギリス英語」の話と、「帰国間際に起こった不思議な縁」の話をご紹介します。
初耳!イギリス英語
日本の学校などで教わる英語は、いわゆるアメリカ英語が多いですよね?
そのせいか、イギリスで生活してみると、聞いたことのない単語や言い回しがとても印象的でした。
以下にご紹介します。
- • lift=エレベーター
- elevatorとは言わないんですね
- • coach=都市間の中長距離バス
- イギリス全土をカバーしているそうです
- • queue=列
- 例えばスーパーのレジにて、「並んでますか?=Are you in a queue?」と使います。
アメリカだと「Are you in a line?」ですね。 - • mobile=携帯電話
- アメリカだと「cell phone」ですね
- • chips=フライドポテト
- ポテトチップではありません
- • football=サッカー
- soccerとは言いません
- • Thank you very much indeed=本当にありがとうございます
- なぜか語尾にindeed
- • cheers=またね/ありがと(軽い感じ)
- 「乾杯」以外にも使えるんですね。男性が多用していました。
- • lovely=すてき/いいね/大丈夫/OK
- とにかくよく耳にする!
- • brilliant=すばらしい/すてき
- これも頻出ワード!
こういう違いは日常の単語だけではなく、いわゆる技術的な単語にも結構みられます。
取扱説明書の仕事を通してよく目にする代表的な単語ではこんなものがあります。
イギリス | アメリカ | 意味 |
---|---|---|
Aerial | Antenna | アンテナ |
Socket | Outlet | 〔壁の〕コンセント |
Enquiry | Inquiry | 問い合わせ |
Hoover | Vacuum cleaner | 掃除機 |
Earth | Ground | 接地(アース) |
使用される地域によって同じ英語でも通じない。言語の奥深さを感じます。
帰国間際に起こった不思議な縁
では最後に「不思議な縁」の話を少しだけ。
帰国日の前日、私はロンドンで街歩きをしていました。
夕刻頃歩き疲れて、トラファルガー広場のナショナルギャラリーに続く階段に座って一休み。
すると、イギリスらしく突然の雨。
傘を持っていなかったので雨宿りをしなければと思っていると、横から一本の傘が。
隣に座っていた70歳くらいのおじいさんが一本の傘をシェアしてくれたのです。
私が次の日帰国することを知ったおじいさんは、最後の思い出にと、テムズ川のボートやロンドンブリッジを案内してくれました。
見ず知らずの私にとても親切にしてくれたおじいさんは、帰国後も写真や手紙を送ってくれました。
出会ってからもう8年ほど経つのですが、今でも交流が続いています。
一本の傘からまさかこんなに長くお付き合いできるとは思ってもみませんでした。
縁とは不思議なものですね。
普段のお仕事でも、品質の高い翻訳をご評価頂いたお客さまからは繰り返しお仕事を頂いております。
お客様との縁も大切にしながらこれからもお仕事に取り組んでいきたいと思います。
最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございます。
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