英語で多言語学習

イデア・インスティテュートには日本語と英語以外の言語にも堪能なスタッフがたくさんいます。英語ができる人は増えていると思いますが、さらに別の言語が使えたらいいですよね。英語があまり通じない国に旅行するときは現地の言葉が使えたらとても便利ですし、3か国語(以上)の言語を知ることで言語間の共通点・相違点がより見えてきて言語のおもしろみを感じることもできそうです。

そこで提案したいのが、母国語でない英語で3つめの言語を勉強することです。
外国語習得のメソッドとして広く知られているもののひとつに、「単語の置き換えではなくイメージで覚えていく」というものがあります。たとえばappleと聞いたときに、「apple→りんご」ではなく「apple→赤くて丸い果物」とイメージできるようにする、というものです。日本語で学習しているとどうしても単語を日本語に置き換えがちです。一方3つめの言語を英語に置き換えたとしても母国語である日本語ほどはぴんとこないため、「イメージで覚え」やすくなります。

その結果、ターゲット言語そのものをとらえる感覚が養われていくと考えられます。この「ターゲット言語そのものをとらえる」というのが、幼いころの母国語学習プロセス(文法を教わるのではなく周りの会話などから自然と学び取っていく)に近く、単語の置き換えでない言語取得ができるのではないでしょうか。

また、フランス語・イタリア語・スペイン語などのヨーロッパ言語は日本語の文法では説明できなくても英語の文法で考えると納得できることも多いので、英語での学習の方が効果的かもしれません。(冠詞a/theの有無、主語によって動詞の形が変わる、など。綴りや発音が似た単語も多々あります。)

無料のスマートフォンの語学関連アプリの中にも、英語で別の言語のレクチャーをしているものがたくさんあるので、自分の好みに合った教材がきっと見つかると思います。英語のほかにもう一言語!と考えている方がいらっしゃいましたら、この方法を試してみてはいかがでしょうか。特にわたしたちのような多言語を扱う会社では、複数言語を知ることで、多言語翻訳で留意すべき点に気づけるようになるなど、品質管理に大変役立ちます。

※ここでは英語は第二言語として学習していて、「ある程度はできるが日本語ほど流暢には使いこなせないレベルの言語」と位置付けています。

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