遊びながら単語が学べる!おすすめカードゲームDobble

コロナ禍で増えているおうち時間。皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
趣味の時間、資格など新たなことに挑戦する時間、家族団らんの時間・・・様々あるかと思います。
おうち時間に家族や仲間と楽しめるものを、ということで、最近、カードゲームの紹介をよく目にするようになりました。創造力を働かせるもの、ひらめき力が問われるもの、みんなで盛り上がるものなど様々な商品が世に出ているようです。修学旅行や合宿などでトランプやウノをして遊んだことはあったけど、大人になってからカードゲームをしたことはあったかな…と思い返してみると、ありました!イギリスに留学していた際に出会ったドブル(Dobble)というカードゲームです。フランス発祥で、今では世界に広がっているこのゲーム。アメリカではSpot It!という名前で発売されているので、そちらを聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

遊び方はいくつかあるようですが、今回は留学先で教えてもらった遊び方を紹介します。

Dobbleでは、1枚のカードに8つ絵柄が描かれています。全てのカードは他のカードとたった1つだけ共通する絵柄を持っていて、それを相手より早く探します。
以下に、ルールを簡単に説明します。

  • プレイヤーにカードを1枚ずつ裏向きで配ります。残りのカードは山札として、絵柄を上にして中央に重ねておきます。
  • ゲームスタートで、一斉に自分のカードを表向きにします。
  • 山札と自分の持ち札とを見比べて、一致している絵柄があれば、その絵柄を宣言します。一番早く宣言したプレイヤーが山札の一番上の1枚を獲得し、自分の持ち札の上に重ねます。
  • これを繰り返していき、山札がなくなったら終了。獲得枚数の一番多いプレイヤーの勝ちです。

早く見つけた人が勝ちなので、反射神経が問われるゲームといえます。またスピード感も満載です。

最後に、Dobbleのおすすめポイントをまとめます。

  • 子供から大人まで盛り上がれる。
    可愛らしい絵柄が描かれたカードを見ると、一見子供向きの遊びのようなDobbleですが、実際は幅広い年代で楽しめるゲームです。留学先では小学生からお年寄りまで様々な年齢の人たちと、また英語ネイティブと学習者の別を問わず一緒にプレイしていました。このようにみんなで楽しめ、かつ反射神経が問われるスピード感のあるゲームという点が盛り上がりポイントかと思います。
  • 単語学習に使える。
    カードに描かれた絵柄はどれも身近なものを表していて、母語・外国語問わずことばを覚えるための教材として使えそうです。私も初めて遊んだ際は知らない単語がいくつかありましたが、遊ぶ中で繰り返しそれらに触れることで自然と覚えることができました。単語学習ではイメージと合わせて覚えたり、繰り返しその単語にふれたりすることが大切だと聞いたことがあります。Dobbleでは絵柄(イメージ)が指す単語を何度も声に出して発音します。これにより単語とそのイメージが結びつき、習得につながるのではないでしょうか。単語学習も楽しくなりますし、知らぬ間に語彙力が伸びているなんてことも期待できそうです。

日本語版日本のキャラクター版Dobbleも発売されているようなので、気になった方は探してみてくださいね。外国語学習に使うもよし、家族や友達と集まるときに遊んでみるもよし。ぜひ一度試してみてください!

最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございます。

株式会社イデア・インスティテュートでは、世界各国語(80カ国語以上)の翻訳、編集を中心に
企画・デザイン、通訳等の業務を行っています。

翻訳のご依頼、お問わせはフォームよりお願いいたします。
お急ぎの場合は03-3446-8660までご連絡ください。