以前よりも落ち着いてきたとはいえ、まだまだ外出がしづらいこのご時世です。
そんな中で、休日の「おうち時間」を使って羊毛フェルトを始めてみました。羊毛フェルトとは羊毛を使った手芸のことで、その中でも特殊な針を使って羊毛を刺しながら好きな形に固めていく「ニードルフェルト」をやっています。
プロの作家さんなどは本物かと思うほどリアルな猫を作っていて、ただの羊毛を使ってこんなにかわいいものが作れるのか!と興味を持ったのがきっかけです。悩んだのは最初に何を作ろうか…というところでしたが、私の大好きなストップモーションアニメ「PUI PUI モルカー」に登場するモルカーたちが羊毛フェルトから作られているということも何となく頭の片隅にあり、まずは手芸屋さんのキットを使って作ってみました。
キットに入っていたのは本当にただの繊維の塊といくつかのパーツで、これがちゃんと立体になるのか?と半信半疑で針を刺し続けたのですが、無心で針を刺し続ける感覚にハマっていくのを感じつつ、完成させたのがこちらです。
完成品は手のひらサイズで、手間暇かけて作ったこともあってすごく愛着がわきました。
テレワーク時は机に置いていて、ふとした瞬間に目があうととても癒されます。
ところでモルカーと言えば、もう2か月ほど前ですがNetflix France公式twitterが突然1話分の動画と共に困惑した様子のつぶやきをしていて話題になったようです。
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— Netflix France (@NetflixFR) April 9, 2022
フランス語ではPUI PUI Rongeurs à moteur(ピュイピュイ・ロンジュール・ア・モテュール、モーターネズミみたいな感じでしょうか?)のようですが、なんだか思わず口にしたくなる響きですね。
そういえば翻訳会社の人間として字幕などの翻訳はどうなっているんだろうと思った矢先、そもそもモルカーではタイトル以外作中で言葉がでてこないということを思い出しました。
たくさんの情報を伝えられる言葉というものを使わずに作品を作るのは簡単なことではなかったのだろうなと思いつつ、モルカーは翻訳不要でだれにでも魅力を伝えられるのだと気づきもっと好きになりました。
ちなみにフェルトというのは大昔からあるようですが、針を使って羊毛を固めるニードルフェルトがでてきたのはここ20年くらいのことらしいです。ニードルフェルトが海外でも流行っているのかはよくわかりませんが、これからモルカーをきっかけにきっと世界中でも流行っていくのでないかなとなんとなく感じています。
個人目標としていつか実家の猫ちゃんのリアル作品を作れるようにと思いつつ、これからものんびり続けながらおうち時間を楽しもうと思います。
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