あなたは毎日、何のために働いていますか?
私にとってそれは、年に一度の海外旅行でした。そう、コロナ禍が訪れるまでは。
この3年、何度、過去の旅行写真を眺めては、目に見えないウイルスを呪ったことでしょう。
しかし呪ったところでどうにもなりません。
そこで、自分をなだめ、海外旅行を諦めさせるために、この機にあえて残念な出来事を振り返ってみることにしました。
「海外旅行、いいことばかりじゃなかったよね!?」
題して『極私的、海外旅行トホホ10選』。
いろいろあったなあ…。
頭に浮かんだままの10個を書き留めているうちに、色んな人の顔を思い出してきました。
駅で揉めていた時に証言してくれた学生さん。
旅の疲れでフラフラな私を心から心配してくれたレストランの方。
閉店時刻に間に合わなかったのを不憫に思って、パンをおすそ分けしてくれた店員のおじさん。
帰りの交通手段がないと知るや、どうでもよくなってその場でパーティー始めちゃう人たち。
店への侵入を許したのは自分なのに、なぜか「俺に任せとけ」と自信満々な警備員さん。
その場では肝を冷やしたり頭に血が上ったり、バカバカしさに脱力した残念な出来事も、どこにも行けない今振り返ってみるとただただ懐かしいばかり。
海外旅行に諦めをつけるつもりが、より一層、恋しくなってしまいました。
現地に着いた直後は言葉や風習の違いへの戸惑いが大きいけれど、
帰国する頃には「これもお国柄だよね~」の一言で許せるようになっていたりしませんか?
日々を暮らすうちに凝り固まってしまった視野や不寛容さが、“強制リセット”されるような気がする、
だから私は海外旅行が大好きなんです。
はやく、気兼ねなく世界を往来できる世の中に戻りますように。
できれば、円安とインフレも収まっていますように。
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