英語のメールの表現 略語について

今年もイデアに新入社員が入社し、各課に配属されてから2か月以上が経ちました。やっと慣れて仕事に使う用語などもわかってきた時期でしょうか。そのような話を聞くと、自分が入社したときは社内で使っている用語にアルファベットが多くてなかなか覚えられず、案件の名前や作業工程をアルファベットの略語で示しながら進んでいく会議の会話についていくのが大変だったことを思い出します。覚えるのに苦労した略語も今では当たり前に使うようになりましたが、社外の方との英文のメールでの略語の表現となるとまた違っていて、使いこなすまでには至りません。イデアでは様々な言語のネイティヴスピーカーの方が翻訳やチェックをするため、仕事の連絡を英語のメールですることも多いです。海外の翻訳者・チェッカーの方からのメールの中で、メール特有の表現を新しく知ることがあります。

英語のメールでよく見る略語をいくつかご紹介します。

PLS ・・・ Please

Pleaseを使う形式的な表現でも、略語が入っているとラフな印象です。
例文:If you have any questions, pls don’t hesitate to contact me.
質問があればご遠慮なくご連絡ください。

ASAP ・・・ As Soon As Possible

「できるだけはやく」という意味です。急ぎの仕事のやりとりなどで使われます。
例文:We will proceed with your request asap.
ご依頼の件はできるだけはやく進めます。

FYI ・・・ For Your Information
FYR ・・・For Your Reference

どちらも「参考に、ちなみに」という意味です。
例文:FYI, please check the attached file.
参考に添付ファイルをご確認ください。

OoO ・・・Out of Office

大文字小文字のOが並んでいると、はじめて見たときは絵文字かなと思ってしまいましたが、「オフィスを離れている」という意味です。休暇や連絡がつかない日などのお知らせで使われます。
例文:Please note that I will be OoO between August 11th and 15th.
8月11日から15日までオフィスを離れています。

EOB ・・・ End Of Business
COB ・・・ Close Of Business

どちらも「営業時間の終わり」の意味で、仕事の納期を相談するときなどによく使われます。
例文:I’ll deliver the file by EOB on Friday.
金曜日の営業終了時間までにファイルを送付します。

 

自分でメールを書くときは、あまり略語は使わずに書いていますが、いただいたメールで略語を目にすることがあり、はじめて見たときには意味を調べないとわからないことも多かったです。

ぜひ英語でメールのやりとりをするときには参考にしてください。

最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございます。

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