商品撮影は難しい

イデア・インスティテュートでは商品カタログもデザインから制作しています。

カタログ掲載用に商品撮影も承りますが...(もちろんプロが撮ります)

これがそうカンタンに撮れるものではありません。

いくらデジタルカメラが高性能になったからといって誰でも撮れるわけではないんです。

 

いいすぎました...撮ることはできます。

ただ、よりキレイに撮るにはその商品の特性を引き出す必要があるのです。

固いものなのか柔らかいものなのか...

色が何色なのかまたは透き通っているのか...

生物(なまもの)なのか静物なのか...

などなど

固いものならその硬質感を出さなきゃいけませんし、

柔らかいものはその逆というように商品の特性を写真(デジタルデータ)に

納めないとお客様の購買意欲をそそれません。

じゃあどうすればいいのか...

その秘訣はライティングです。

弊社のサービス「Writing」ではなく「Lighting」です。

つまり光をコントロールして商品の質感を出してやるのです。

例えば、下の写真のように...

beer

撮影・提供:原 慎治(リトモフォトグラフィック)

 

左は手前からのライト 。

べったり感がありますが大人の雰囲気 。
右は後ろからのライト 。透明感が出ます。

この場合は右の方が良いと思います。
しかし泡を見ると手前が暗くなっていますので、手前のライトも必要で両方使うのがベターです。
撮るものの質感をどう表現するかで照明は決まってきます。

みなさん、どちらがおいしそうに見えますか?

このように同じ商品でもライティングによってこれだけ変わってきます。

これがプロの技なのです。

もちろん、ライティングの基礎はありますが

物によってどう撮影すれば良いかという答えを導き出せるのは

やはり経験がものをいいます。

また、ちょっとカメラに興味がある人なら撮影できると思いますが
撮影時間が違います。

こうしてプロによって撮影した画像データを使用してカタログ等を作るわけですが、

撮影したそのままの画像を使用するではありません。

掲載するメディアによって加工する必要があります。

その話はまた後日に。

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