イタリアのポップミュージックから

英語以外の言語の外国の歌を知っているか聞かれたら、どこの国の曲を思い浮かべますか。
韓国や中国、フランス、スペイン、それともブラジル?

「マンジャーレ、カンターレ、アモーレ(食べて、歌って、愛して)」の国として知られるイタリアの曲はどうでしょう。
オペラの歌曲やナポリ民謡などで聞き覚えのある曲がたくさんあるのではないかと思います。
イタリア語のオペラでいえば、『フィガロの結婚』、『ドン・ジョヴァンニ』、『コジ・ファン・トゥッテ』(モーツァルト)、『アイーダ』、『椿姫』(ヴェルディ)、『トゥーランドット』(プッチーニ)。
ナポリ民謡の『オー・ソレ・ミオ』、『フニクリ・フニクラ』、『サンタ・ルチア』、などがクラシック歌手による歌唱や観光ツアーの演奏などを通じて長く親しまれています。

とはいえ、最近作られた曲については知る機会がほとんどありません。
そこでイタリアの最近のヒット曲リストを聴いてみて、気になったシンガーソングライターの2曲をピックアップしてみました。

・Folcast, “Scopriti”

(名前の読み:フォルキャスト、1992年、ローマ生まれ)


昨年71周年を迎えたサンレモ音楽祭2021の新人部門に初登場しています。“Scopriti”は英語で言えば“Show yourself”のような意味で、抒情的な歌声が印象的です。

・Gianluca Modanese, “Cosa Vuoi Che Sia”

(名前の読み:ジャンルーカ・モダネーゼ、1995年、チェゼーナ生まれ)


2014年、YouTubeでカバー曲のビデオパフォーマンスを公開することから活動を始めてフォロワーを増やし、2017年にはオリジナルアルバムを発表しています。InstagramなどのSNSを通して人気は拡大しており、彼の曲のデジタルストアでの再生回数は1000万回を超えているそうです。
“Cosa Vuoi Che Sia”は大好きなのにうまくいかなくなり、去っていった恋人とのことを歌う曲です。

それから、ベテランシンガーの20年ほど前のヒット曲もご紹介します。

・Jovanotti, “Morirò D’Amore”

(名前の読み:ジョヴァノッティ、1966年、ローマ生まれ)


10代の頃からDJを始め、21歳でミュージシャンデビュー、2019年までに16枚のアルバムを発表しています。アルバム「Lorenzo 2002 – Il quinto mondo」は日本でもCD発売されました。(日本版タイトル:イル・クイント・モンド)

最後はロックバンド。昨年あたりから人気上昇中なのでロック好きの方はご存知かもしれません。

・Måneskin, “Vengo dalla luna”

(バンド名の読み:マネスキンまたはモーネスキン、デンマーク語で「月光」、2016年、ローマで結成)


アメリカのバンドのカバー曲(英語)のBeggin‘が大ヒットしていて、北京オリンピックのフィギュアスケートエキシビションでもかかっていました。
タイトルは“Vengo dalla luna”は、俺は月から来たという意味で、移民に対するヘイトや外国人差別について歌う激しい曲です。スラングや略語が多いようなので語学学習向きではないかもしれませんが、かっこいいバンドです。

インターネットで検索すれば、YouTubeやSpotifyなどのサービスで歌声や画像を楽しむことができます。

こんな風に外国語の音楽も近頃ではアクセスしやすくなってきています。
気分転換にお好きな国の曲を探して、旅先のようなひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。

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