~英語圏の苗字の話~

以前、訪問先で「御簾(みす)」という姓の方にお会いしました。
珍しい苗字なので由来を尋ねると、
「平安時代から続く医者の家系で、先祖は“御簾の中に入ることができる”、つまり天皇の診療を担当する、天皇家御用達の医者だった」
というお話しでした。
日本人の姓は地名(出身地)に由来するものがほとんどだそうですが、このように職業に由来するものは他にもあります。
池部・磯部(漁業)、服部(機織り)、庄司・東海林(荘園管理)、〇谷・〇屋(商人、扱っている商品が〇に入る)
など。

英語圏においては、先祖が就いていた職業が元になっているものが結構多いようです。
いくつかご紹介してみたいと思います。

Archer/アーチャー
射手、弓職人
Bailey/ベイリー
役人
Baker/ベーカー
パン屋
Butcher/ブッチャー
肉屋
Carpenter/カーペンター
大工
Clark/クラーク
聖職者、事務職
Cooper/クーパー
桶商人
Fisher/フィッシャー
漁師
Gardner/ガードナー
庭師
Hawking/ホーキング
鷹匠
Keller/ケラー
酒屋
Mason/メイソン
石工
Miller/ミラー
粉屋
Parker/パーカー
(狩猟場の)管理人
Porter/ポーター
荷役
Potter/ポッター
土器職人
Shaffer/シェーファー
羊飼い
Smith/スミス
鍛冶屋
Stewart/スチュワート
執事
Taylor/テイラー
仕立て屋
Turner/ターナー
革職人
Tyler/タイラー
タイル職人
Walker/ウォーカー
毛織物工
 

余談ですが、イギリスのサッカー選手でDrinkwater(ドリンクウォーター)という苗字の人がいたことを思い出しました。
Drink(飲む)+Water(水)という相性抜群の単語が組み合わさった苗字のお蔭で、その名は一躍世界のサッカーファンに浸透しました。

また興味深い苗字の方に出会えることを楽しみにして、今日も営業に行ってきます!

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