Viltu Kaffi? ~長く暗い冬を乗り切るアイスランド式コーヒータイム~

最近、コーヒーを飲むことがマイブームになっています。もともとは昼食後の眠気を何とかしたいと思って仕方なく飲み始めたのですが、ドリップバッグでお手軽に楽しむうちに「なんだかおいしいぞ?」と気づいてハマっています。

わたしはコーヒーといえば、学生時代留学していたアイスランドを思い出します。
コーヒーは世界中で愛されていますが、北欧諸国の一つであるアイスランドでもみんなコーヒーが大好きで、本当にありとあらゆるところでコーヒーが飲めます。職場はもちろん、図書館や美術館などの施設などでも無料でサービスされていることも多いです。アイスランドといえばコーヒーというイメージが自分の中で出来上がるほど、人々のコーヒーへの愛を感じました。

留学中、夏に博物館に行った時も、「Viltu Kaffi?(ヴィルトゥ カッフィ? コーヒーいかが?)」と学芸員さんに言われ、無料のコーヒーに慣れない日本人である私は「Er það ókeypis?(エル サズ オゥケイピス? それって無料?)」と思わず聞いてしまいました。
大学での授業は日本と同じく90分あるのですが、そのうち15分~20分くらいは休憩時間で、学生も先生もそろってコーヒーを調達しに行っていました。
大学の合唱団にも所属していましたが、そこでも必ずコーヒーブレイクがスケジュールに入っており、コーヒーとお菓子を用意する係を持ち回りでしていました。

どうしてこんなにコーヒーを飲むの?とアイスランドの友人に訪ねたところ、「特に冬は太陽が昇らないし、シャキッと起きているためにはやっぱりコーヒーがなくっちゃ。」とのことでした。北欧諸国の一つであるアイスランドは、冬は「極夜」となり、ちょうど年末年始の頃は太陽が出ているのは体感でわずか4時間ほどしかありません。

最近、年末年始の休暇で5年ぶりにアイスランドに行くことができたのですが、国内線を乗り継ぐために小さな空港に行くと、やっぱり当たり前のように無料で使えるコーヒーメーカーがおいてありました。ミルクや砂糖、マドラーも完備です。前にアイスランドにいたときはコーヒーにほとんど興味が無かったので、コーヒーを好んで飲むようになってからは、アイスランドはコーヒー好きにとっての天国だなあ、と感じました。

今回のアイスランド訪問では義実家に滞在したのですが、義父母ももちろん大のコーヒー好き。2人が毎日豆を挽くところから淹れてくれたコーヒーが本当に絶品で、一緒にコーヒーを飲みながらのんびりとお喋りするのが癒しの時間でした。雪が積もって、寒くて暗い外を横目に、暖かい室内でコーヒーを飲む贅沢。以前はあまり好きではなかった冬のアイスランドが、ちょっぴり好きになりました。

次にアイスランドに行くときは、どんなコーヒー豆をお土産にしようか。アイスランドで過ごしたコーヒータイムを時々思い出しながら、今日もコーヒーを飲んで仕事を頑張っています。

大みそかのアイスランド。時刻は8:00am。小一時間後にはコーヒータイムが待っています。

14時頃。もう日が沈もうとしています。

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