2023年の夏は、バスケ＆ラグビーのダブルワールドカップですね！
この春、日本中がWBCで湧いたことはまだ記憶に新しいかと思いますが、今年はバスケとラグビーの同時期開催というスポーツイヤーで、春に続き、暑い熱～い夏になりそうです！
バスケW杯は、2023年8月25日～9月10日、沖縄で開催。ラグビーは、9月8日（金）からパリ郊外で行われます。どちらのスポーツも好きな私は、楽しみで仕方がありません。
特にバスケは大好きで、今年は映画スラムダンクの爆発的なヒットも相まって、バスケに対する関心が高まってきているように思います。
そこで、まだバスケのことをあまり知らない皆さんでも、少しでもW杯を楽しんでいただけるよう、今回は、「Bリーグ、AKATSUKI JAPANってなあに？」 「そもそもどんなポジションがあるの？」といったところを紹介したいと思います。
Bリーグ、AKATSUKI JAPANってなあに？
“Bリーグ”とは、野球・サッカーに次いで、2016年に設立されたプロバスケットボールリーグのことで、サッカーの“Jリーグ”のバスケ版です。B1, B2, B3と分かれており、現在計54チームあります。
Bリーグ発足秘話として、元々あった２リーグ（NBLとbj2) の大分裂や相次ぐチームの経営破綻など、歴史的に多くの問題を抱えていたバスケ界の、まさに救世主として尽力したのがJリーグの初代チェアマン川渕三郎氏とソフトバンクの孫氏でした。プロとして先の見えないバスケに、100億超えのスポンサー契約をわずか二日でまとめあげたという功績が、今でも語り継がれています。
その時、バスケ日本代表に “AKATSUKI FIVE” というニックネームが付けられましたが、2022年新たに“AKATSUKI JAPAN”に変更。「暁(あかつき)」になぞらえ、世界に挑戦する日本代表に『日の出の勢い』をもたらすという意味が込められており、ユニフォームサプライヤーも新たにジョーダンブランドになりました。
どんなポジションがあるの？ （*代表的な選手名の下線はAKATSUKI JAPAN選出選手）
1. Point Guard (PG) ポイントガード
ゲームコントロールをするコート上のコーチ。チームの司令塔で、「バスケットはポイントガードで決まる！」と言われるほど重要なポジション。チームで一番ドリブルがうまく、パスさばきが上手な選手が務めることが多いです。
代表的な選手：マジック・ジョンソン、ステフィン・カリー、河村勇輝、富樫勇樹*、宮城リョータ（スラムダンク）etc.
2. Shooting Guard (SG) シューティングガード
チームの得点源を担う花形ポジション。相手をかわして積極的にシュートを狙っていくスピード力があり、スリーポイントシュートが得意で得点能力の高い選手が多いです。
代表的な選手：マイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント、比江島慎、馬場雄大、富永啓生*、流川楓（スラムダンク）etc.
3. Small Forward (SF) スモールフォワード
SG同様チームの得点源となるエース的存在。複数のポジションを兼ねるオールラウンダーで、身体を張ってぶつかりながらシュートを決めたり、リバウンドに飛び込んだり、ハードにプレーする精神的な強さが求められます。
代表的な選手：レブロン・ジェームズ、ケビン・デュラント、八村塁、渡邊雄太*、三井寿（スラムダンク）etc.
4. Power Forward (PF) パワーフォワード
主にゴール下での得点を取るポジションで、相手と競り合いながらリバウンドを確実に奪うことも求められる。SF同様オールラウンダーであり、相手のシュートをブロックできる高さのある選手が担います。
代表的な選手：デニス・ロッドマン、ジョシュ・ホーキンソン*、桜木花道（スラムダンク）etc.
5. Center (C) センター
「チームの大黒柱」とも呼ばれ、ポイントガードと同じくらい勝敗に関わる最も重要なポジション。
ゴール下で身体をぶつけながらシュートしたり、身体の強さと高さを求められるため、チームで一番身長が高く、大きな選手が務めます。
代表的な選手：ニコラ・ヨキッチ、ニック・ファジーカス*、赤木剛憲（スラムダンク）etc.
東京オリンピックで女子日本代表チームを銀メダルに導いたトム・ホーバスヘッドコーチのもと、NBAで活躍する渡邊雄太選手、残念ながら八村塁選手は辞退されましたが、海外挑戦を続けている馬場雄大選手、キャプテンを務める司令塔の富樫勇樹選手、BリーグMVPを受賞し今勢いが止まらない河村勇輝選手、米国大学リーグでプレーする富永啓生選手、最年長37歳で私が応援する川崎ブレイブサンダースのニック・ファジーカス選手と、日本バスケ界を代表するメンバーがそろったAKATSUKI JAPAN。
この夏、ぜひ一緒に応援しましょう！！
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