
横浜みなとみらいのぴあアリーナMMで開催されたモントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2024の最終日に行ってきました。
小曽根真とハービー・ハンコックが同日に出演と知り、即チケットを申し込んだのです。
このイベントは2015年から恵比寿で4回、日本橋で1回開催されているそうで、私の参加は今回が初めてです。
今年の開催期間は12/6~12/8の3日間。メインステージの出演が初日3組、2日目4組、3日目5組の構成で、3日目は14:30開演、21:30終演。
長時間ですが、1組の演奏時間は60分程度、合間の30分間にはサブステージでDJや小編成バンドの演奏があり、飽きずに楽しめました。また、会場内の売店で買ったドリンクなどを席に持ち込みできるなど、気楽な雰囲気でした。
お客さんを見ると年齢層も国籍も幅広く、サブステージの周りなどで“フェス”の雰囲気を感じることができました。
席は最大12000人収容可能な巨大な会場の3階。ステージ全体がよく見えて聴きやすかったです。
この日の出演5組の編成は
- Bialystocks(ビアリストックス)
ヴォーカル、キーボード + ギター×2、ベース、ドラムス、コーラス(+以降はサポートメンバー) - TOMOAKI BABA ELECTRIC RIDERS +BIGYUKI
テナーサックス&プログラミング、ドラムス + キーボード - Shing02 × THE EITHER with SPIN MASTER A-1
MC、ヴォーカル、ピパ(琵琶)、二胡 - 小曽根真トリオ「TRiNFiNiTY+」 (Tp.松井秀太郎/Sax.陸悠)
ピアノ、ウッドベース、ドラムス + トランペット、サックス - HERBIE HANCOCK(ハービー・ハンコック)
キーボード、トランペット、ベース、ギター、ドラムス
次々とハイレベルな演奏が続いた中でも、特に忘れられないのは「TRiNFiNiTY+」です。小曽根真のピアノが作り出す魔法のような空間で、若手ミュージシャンが(楽器で)歌い、飛び回っているかのようでした。
そして巨匠ハービー・ハンコックは、新曲や、聴いたことのないタイプのミュージシャンの起用、84才とは思えぬ身のこなしやサービス精神で楽しませてくれました。
このイベントの本家であるモントルー・ジャズ・フェスティバル(MJF)はスイスのモントルーという高級リゾート地で1967年から毎年夏に2週間以上にわたり開催されているそうです。
MJFの歴史を見てみると、音楽のジャンルやスタイル、世代を超えて、驚くほど魅力的な出演アーティストがプログラムされています。
MJFへの参加はなかなか難しいので、日本版でその片鱗を感じられるのはうれしいことです。
どのような形のフェスで、どのような音楽を集めてくれるのか、次回も楽しみに待ちたいと思います。
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